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GANGA ZUMBA

『GANGA ZUMBA』

GANGA ZUMBA
セカンド・アルバム
2008年8月20日(水) 発売

足跡のない道/きみはみらい(CM Version.)

『足跡のない道/きみはみらい(CM Version.)』

GANGA ZUMBA
セカンド・シングル
2008年6月18日(水)発売

『シェゴウ・アレグリア!~歓喜のサンバ』

GANGA ZUMBA
ファースト・シングル
2008年4月9日(水)発売


ロンドリーナから再びサンパウロへ

10月3日。午前、ロンドリーナを出発。お世話になったミチさんご夫婦とも笑顔でお別れ。「また必ずロンドリーナに戻ってきてね」と言われる。こうやって世界中いろんな国に故郷のような場所が増えていく。必ず戻ってきたい!

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「後ろに遠く見えますは、ロンドリーナです。」

ロンドリーナの街を遠く一望できるドライブインで昼食。広大な景色に「ブラジルは広いなぁ」と誰しもがつぶやく。
8時間以上かけて、バスは再びサンパウロに到着。既に夜は更けていました。
あぁ、ほんとにブラジルは広い!

10月2日のロンドリーナ公演の記事が、ブラジルの邦字紙『ニッケイ新聞』や、「PARANA」に掲載されています。

2005年10月09日16時25分
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ツアー初日、ロンドリーナ公演!

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10月2日。遂にツアー初日!
会場はロンドリーナの中心にある由緒ある劇場。ホテルから徒歩で3分ほどの場所にあるので、メンバーも徒歩で移動する。楽屋では適度な緊張感はありつつ、メンバーみんなのリラックスした表情がとても印象的でした。特に、ヘアスタイルを大胆チェンジして、とても日本人には見えない今福健司さん(percussion)や、いつも笑顔のマルコス・スザーノが楽屋のテンションをあげていきます。

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ちなみに、前回のヨーロッパ・ツアーからバージョンアップしているもの…それは、炊飯器! 約1ヶ月にも及ぶ海外ツアーの為、自分の荷物を減らしてでもと意気込む満腹マネージャーが持ち込んだ、今回一番の必須アイテム! 早速、「ごはんですよ」とおかかのおにぎりを作って楽屋に置いたところ、誰よりも先に「ムイトボン!(おいしい!)」とスザーノがほめてくれました。も、もってきた甲斐があった(涙)。

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順調にリハーサルも終わり、開場時間に。
続々とお客さんが集まってくる。ブラジルで二番目に日系人が多く住む街、ロンドリーナだけあって、日系人のお客さんがとても多い。ロンドリーナで毎年行われているお祭り(数万人が参加!)では、「島唄」をバックに踊る日系3世のグループがものすごい盛り上がりを見せているそうで、そのせいもあってか日系の若者達が客席前方を陣取っている。

予定より15分遅れでライブはスタート。
約半年ぶりのMIYAZAWA-SICK。ステージからのすごいオーラを感じる。お客さん達の反応は固唾を飲んで見る、という表現が一番近い。1曲終わるごとに起こる会場割れんばかりの歓声が、メンバーのテンションをどんどんあげていく。

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今回の音声は、宮沢のポルトガル語によるライブ中のMCとロンドリーナに響いた「島唄」を少し。みんなの手拍子が聞こえますか?

音声を聞く

 
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一番前に座っているブラジル人の若い男の子は『AFROSICK』の曲を全部一緒に歌ってくれている。全力で歌いきる宮沢を後ろから強力にサポートするスザーノのまなざしも暖かい。見るもの全てがいとおしく感じる。
大歓声の中でライブは終わり、徒歩でホテルに戻ろうとするも、会場の外で待つ人、人、人の嵐! 宮沢は「ライブ最高だったよ!」ともみくちゃにされてました。
MIYAZAWA-SICKは恐ろしいほど進化している。この半年間、メンバーそれぞれ様々な場所で蓄えてきたものを、全員で「せーの」で出し合っているような感じなのか。初日でこのグルーヴ、キューバではいったいどうなっているのか? 本当に楽しみでしょうがない!

追伸
打ち上げもやっぱりシュラスコでした(笑)。体が牛になりました。

『AFROSICK』は宮沢和史の セカンド・ソロ・アルバム。1997年12月~98年1月、ブラジルでレコーディングされました。宮沢がマルコス・スザーノやフェルナンド・モウラと出会ったのもこのレコーディング。1998年4月、宮沢のラジオ番組でこの3人が『AFROSICK』のレコーディングについて話しています。

2005年10月04日23時15分
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ロンドリーナに到着、すぐにリハーサル

10月1日。前夜、サンパウロを出発したバスはロンドリーナに早朝到着。一休みした午後はリハーサル。ロンドリーナの中心部にあるホテルから車で郊外に30分ほど離れた住宅地の中にあるスタジオに到着。が、ここは元々レコーディングスタジオの為、最初に予定していたブースではとても全員分の楽器が入りきらないことが判明。楽器担当のスタッフも「こまったねー」と言いながら、他の部屋を見せてもらい、結局、防音設備もなにもない部屋にセッティングをすることになりました。それでもぎゅうぎゅうなのには変わりないけど……。
スタジオは中庭にプールのある、バリのコテージみたいな作り。ロンドリーナの土地自体が赤土らしく、屋根瓦も真っ赤で、道にはブーゲンビリアが咲き誇っていて、まるで沖縄のようです。スタジオの飼い猫は、待ち時間の間にギターをつま弾く宮沢のそばで気持ちよさそうに居眠り。

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セッティングの合間には、ブラジル全土で放送されるテレビの生中継も入り、マルコス・スザーノとフェルナンド・モウラも参加して、即興で「島唄」が演奏されました。 でも、途中で番組がエンディングを迎えて曲が途中で切れてしまうハプニングも!

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今回の音声は、このテレビ中継のインタビューです。アナウンサーの質問にスザーノとモウラが答えています。そして「島唄」を弾きだした途端に番組が……。

音声を聞く

 
さて、セッティングも終わり、リハーサルが始まると、MIYAZAWA-SICKの音がガシガシ聞こえてきます。近所のスーパーに買い出しに行くも、そこまで音が聞こえてくる。でも近所の人が苦情を言ってくるでもなく、むしろ見物人がどんどん増えてきています。日本だったらあり得ないなぁ。やはりブラジルは音楽の国であることを実感。

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お昼ご飯を用意してくれたのは、今回主催でもある日系3世グループのリーダーでもあるミチさん。あったかい肝っ玉母さんで笑顔がとても素敵。新鮮なサラダや炒め物に加えて、海苔巻きやおいなりさんまで! 宮沢も「ありがたいねぇ! う、うまい!」と食べていました。

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リハーサルはみっちり充実。その後に食べたシュラスコ(またしても!)も当然盛り上がったのでした。

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写真は、ロンドリーナ公演を告知している地元新聞を笑顔で持つミチさん

→ ブラジルとは長いつきあいの宮沢和史も、サンパウロ州の隣のパラナ州第二の都市ロンドリーナでコンサートを開くのは初めてのこと。今年8月にプロモーションに訪れた際の写真、記事はこちらで紹介しています。

2005年10月04日20時30分
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サンパウロでリハーサル

9月30日(金)。サンパウロの宿泊先ホテルのオーナーは日本人女性で、そのおかげか朝食には納豆・生卵・みそ汁・たくあんなど、日本食が食べられる。喜び勇んで朝食会場に降りると、既にGENTAさんは納豆3つめに突入していた。ま、負けた。
13時に集合して、リハーサルスタジオへ。ホテルから車で30分程離れた場所にあるスタジオは、2004年の南米ツアー、サンパウロ公演のリハーサルにも使ったスタジオらしく、メンバーは「懐かしい!」と喜んでいました。スタジオ自体は楽器を入れたらぎゅうぎゅうになってしまう狭さなので、私は外で待つことに。でも、完全防音ではないようで、外にいても音が漏れ聞こえてきます。「このメンバーで音を出すことの喜び」が溢れてくるようなセッションを中庭で聞く。こっちまで喜びが伝わってくる。

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21時までみっちりとリハーサルを終えて、スタジオの隣のレストランで食事を済ませ、そのまま大型バスに乗り込み、一路ロンドリーナへ8時間の旅。バス自体は日本では見たこと無いくらいの大きさで、一人一人の座席や足下も広くて、とても快適だった。
でも高速道路ではなく、舗装の悪い道をがったんごっとん揺られるのは結構重労働……とかいって私は爆睡でしたが。ブラジルは本当に広い! 10月2日にはロンドリーナでいよいよ今回のツアーの初日公演です。

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リハーサルの合間に近所のパン屋で買ったおかずパンをほおばる宮沢和史。ブラジルは一口サイズのパン(ウィンナーやらチーズやらが挟まってる)がとても充実しています。

→ MIYAZAWA-SICKメンバー、高野寛(guitar)の中南米ツアー日記がこちらで始まっています。

2005年10月04日19時15分
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サンパウロに到着!

29日(木)朝、長い長いフライトを終え、私たち中南米ツアー一行は無事サンパウロ空港に到着しました。
ブラジルはご存じの通り日本の真裏なので、季節は春。まだ少し肌寒さが残っている感じでした。私がブラジルに来るのは4年ぶり。まだマネージャーになりたてだった2001年に、NHK「遥かなる音楽の道・海を渡ったサウダーデ」のロケで訪れて以来です。久々に飲むブラジルのコーヒーにめちゃウマのオレンジジュース、そしてポンテケージョ(チーズパン)を空港で飲食して、ブラジルに来たことを実感したのでした。
空港から市内までは車で40分くらい。建物が林立するサンパウロの景色を眺めながらの移動でした。この移動の車中で、さっそく今回のPodcastingを収録。車のエンジン音が少し大きく、聞きづらいところもあるかと思いますが、ぜひお聴きください!

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ホテルに到着、チェックインを済ませ、記者会見のため、サンパウロの日本人街・リベルダージへと出発。
記者会見の前に腹ごしらえだ!ということで、リベルダージにある、サンパウロ唯一のラーメン専門店「あすか」へ行きました。お昼時だということもあってか、満席大繁盛。メニューは醤油・味噌・塩・とんこつなどで、日本と全く変わらないラインナップに早速感動。ワタクシはとんこつ味噌を、宮沢は味噌ラーメンを注文しました。炒め野菜がふんだんに入っていて、うまかったっす!

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この日は「あすか」のご主人が日本で修行した時の親方が、開店5周年のお祝いのため地球の裏側まで駆けつけていました。おいしい味が継承されているのかどうか、ご主人を厳しくも暖かいまなざしで見つめている姿に、ちょっと感動!でした。

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幸せな昼食の後、リベルダージにあるブラジル日本文化協会で記者会見。ニッケイ新聞(日経にあらず)やサンパウロ新聞といった現地のメディアはもちろん、朝日新聞や時事通信のサンパウロ支局も取材に来てくれました。その記者会見の模様が早くもニッケイ新聞に記事として掲載されています。

記者会見終了後、ホテルへと戻りました。ここで、リオ・デ・ジャネイロからマルコス・スザーノ(パーカッション)とフェルナンド・モウラ(キーボード)が、そしてブエノスアイレスからクラウディア大城(コーラス)が合流。4月の武道館でのライブ以来、久しぶりにMIYAZAWA-SICKバンドが揃いました。それだけで感動。

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今日の夕食は、ツアーの景気づけにと、メンバー・スタッフ全員でシュラスコ屋で食べました。シュラスコとは鉄串に肉と野菜を刺し、粗塩を振りかけ、炭火で焼いて食べるブラジル料理。どんどん迫りくる肉!肉!肉!にさすがの私も心と体が追いつかず、思う存分食べられませんでした。でもすごくうまかったです。

明日はリハーサル。全員揃って音を出すのも久しぶりです。不安もあるけど、このメンバーでの音が聞けることがなによりも幸せ。リハーサルのレポートも楽しみに待っていてください!

音声を聞く

→ アルゼンチンから合流したMIYAZAWA-SICKメンバーのクラウディア大城は沖縄出身の両親を持つ日系2世。ブラジル・サンパウロやロンドリーナにも多くの日系人が暮らしています。今年8月、今回のツアーのプロモーションにサンパウロを訪れた宮沢和史についての記事はこちら。移民への強い関心を持つ宮沢和史は、“遠く離れた場所から沖縄を想う”「沖縄に降る雪」という歌を、2001年にブラジルでレコーディングしています。この曲はiTunes Music Storeのこちらで購入することができます。
ブラジルへの移民をテーマにしたNHKドラマ『ハルとナツ』が10月2日(日)からオンエアされます。

2005年10月01日05時20分
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